資金繰り
finance360
FinLink 経理財務サポート
「今年は売上が伸びた」「前年比120%!」
にもかかわらず、通帳の残高は心もとない。
…そんな違和感を抱いたことはありませんか?
実は、売上が伸びても「手元資金」が増えるとは限らないのです。
企業にとっての血液であるキャッシュ(現金)は、
売上や利益ではなく「いつ」「どこに」お金が出ていくかで大きく変わります。
例えばこんなケース:
これらはすべて、黒字倒産の引き金にもなり得る”資金のズレ”です。
では、どうすれば手元資金を増やせるのでしょうか?
ポイントは「利益を出す」ことではなく、キャッシュを残す体質に変えることです。
以下はそのための代表的なアプローチです:
請求・入金のスピードを見直すだけで資金繰りは変わります。
余分な在庫が資金を寝かせていないか見直しましょう。
使っていないサブスクや、非効率なコストはありませんか?
投資が先行しすぎてキャッシュを枯らしていませんか?
「攻めの資金調達」も、キャッシュを厚く保つ手段です。
「利益は幻、キャッシュは現実」
という言葉があるように、
手元資金の厚みは、事業の”健康診断結果”のようなもの。
単に売上を追うのではなく、
**キャッシュがどこに生まれ、どこに消えているのか?**を見直してみること。
それが、結果的に 「手元資金を増やす」最短ルートです。